東京科学大学
生命理工学院 門之園研究室

バイオ医薬のデザイン技術の高度化を実現し、薬効が高く副作用が少ない次世代バイオ医薬や、超高感度に疾患を検出できる診断薬を創出することを目指しています。

WE ARE
KADONOSONO Lab

バイオテクノロジーの進化に伴って、人間の体内にある生体分子(タンパク質、ペプチド、核酸)や細胞などを応用して創り出す「バイオ医薬」の開発が進められています。バイオ医薬は従来の主流であった低分子化合物医薬では実現できない高度な作用メカニズムを持たせることが出来るため、画期的な疾患治療薬が次々と生み出されています。一方で、バイオ医薬は生命活動と連動して機能するという特性から、想定よりも効果が持続しない場合があることや、低分子化合物医薬では見られなかった強い副作用が生じる場合があることなど、課題も多く残っています。私たちは健康寿命の延伸に貢献するために、バイオ医薬のデザイン技術の高度化を実現し、薬効が高く副作用が少ない次世代バイオ医薬や、超高感度に疾患を検出できる診断薬を創出することを目指しています。

WHAT'S NEW
NEWS

学会発表

第3回 日本抗体学会学術大会に参加しました。Linさん、Suwandiさんが研究成果を発表しました。@仙台国際センター

学会発表

第47回 日本分子生物学会年会に参加しました。山川さん、星さん、上條さんが研究成果を発表しました。@福岡国際会議場&マリンメッセ福岡

研究会発表

第2回生体高分子研究会に参加しました。星さん、山川さん、上條さんが研究成果を発表しました。@大阪公立大学I-siteなんば

学会発表

第83回日本癌学会学術総会に参加しました。Linさんが研究成果を発表しました。@福岡国際会議場

学会発表

第76回日本生物工学会大会に参加しました。Linさん、星さん、上條さんが研究成果を発表しました。@東京工業大学大岡山キャンパス

学会発表

The 37th European Peptide Symposium and 14th International Peptide Symposiumで門之園が発表しました。 @Palazzo dei Congress […]

受賞

ライフエンジニアリングコース修士論文発表会において、長谷川さんが「優秀修士論文発表賞」を受賞しました。

招待講演

第2回日ネイバーフッドセミナーで門之園が講演しました。 「ネイバーフッド生命創薬シンポジウム」 @協和キリン株式会社TRP

FOR STUDENTS
MESSAGE

学生の皆さんへ

当研究室では、バイオ医薬のデザイン技術の高度化を実現し、薬効が高く副作用が少ない次世代バイオ医薬や、超高感度に疾患を検出できる診断薬を創出することを目指して研究を進めています。

当研究室は学生の自主性と好奇心を一番大切にしています。研究室で過ごす期間は短いですが、人生において最も純粋に研究に打ち込める期間です。ぜひ好奇心を持って自主的に研究に取り組み、限りある時間内で自身を成長させてください。それは、卒業後の長い人生において必ず大きな強みになります。

研究室の中心は学生であり、最大限に自由を尊重しています。自分で毎日の研究計画を立てて実行し、得られた結果をもとに教員や他の学生と議論し、研究を主体的に進めています。研究室セミナーや研究室イベントも、学生同士で役割を分担し、協力して運営しています。自由な環境の中で責任を持って行動することで、さらに成長できるはずです。

当研究室に興味のある方は、ぜひ研究室に見学に来てください。

FOR STUDENTS
FAQ
Q. 研究室セミナーはありますか?
A.論文紹介会 (Journal Club)が週1回、研究打ち合わせ (Research Meeting)が月1回、研究進捗報告会 (Progress Seminar)が年4回あります。
Q. 研究課題はどのように決めますか?
A. 面談で希望を聞いてから初期課題を決めます。ただ、研究が進む中で課題が少しずつ変わることもあります。
Q. 学会発表はできますか?
A. できます。発表に十分な研究成果が得られてから、出来るだけ多くの学会に参加して発表します。博士課程の学生には、機会があれば海外の学会でも発表します。
Q. 海外留学はできますか?
A. できます。学生の間に海外へ留学するのはとても良い経験になります。学内にも様々な制度があるので、積極的に活用してください。
Q. 研究室イベントはありますか?
A. (1) Spring party、(2) Inter-lab party、(3) Summer party、(4) Autumn party、(5) Winter party、(6) Farewell partyがあります。また、他の研究室との交流会や卒業生との交流会など、不定期なイベントもあります。いずれも希望者のみの参加です。
Q. コアタイムはありますか?
A. ありません。自主性を養うためにコアタイムは設定していませんが、月曜から金曜の平日は研究活動時間として10:30-16:30を推奨しています。土日祝は休みです。
Q. アルバイトはできますか?
A. 土日祝にできます。また、平日であっても研究活動に支障がなければ可能です。
Q. 長期休暇はありますか?
A. 夏休みと冬休みがそれぞれ2週間程度、春休みが1週間程度あります。この機会を活かして海外旅行や若手研究者の会への参加など、普段できない経験をして視野を広げてください。
Q. 卒業生の就職先を教えてください。
A. 一番多いのは製薬企業で、バイオ医薬開発に携わっている卒業生もいます。また、化学メーカー、医療機器メーカー、食品メーカー、コンサルティング会社にも就職しています。