東京科学大学
生命理工学院 門之園研究室

次世代バイオ医薬デザイン

2023年5月29日

多くのバイオ医薬は、標的分子に結合することで機能を発揮します。この際の結合親和性の強さと、薬効の持続あるいは副作用の強さとの間に関連があることが明らかになりつつあります。そこで私たちは、結合親和性の最適化によりバイオ医薬を高性能化することを目指して、基盤技術の開発を進めています。並行して、現在のバイオ医薬よりも薬効が高くなるように、新しい作用機序を実現できる創薬モダリティの開発にも取り組んでいます。